草食動物
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授業対象=小学校:高学年
実施=2020年実施予定


2020.5.21


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全体像


教材


@ ウシ・ウマ・キリンなどの草食動物は、肉は食べません。草だけ食べて筋肉たくましい体になります。体が大きい動物は肉食動物より草食動物の方が多いようです。体をつくる栄養はタンパク質ですが、草にはわずかしかタンパク質が含まれていません。それなのに、どうして草食動物はあんなに大きくなるのでしょうか?

A 草食動物のうち「ウシ」を取り上げてみましょう。牛には4つの胃があります。胃の中には、バクテリア(微生物)がたくさん棲んでいます。その微生物が食べた草の繊維質を分解し、消化を助けてくれます。バクテリアは牛の食べた草を栄養源にして増え、牛はその増えた(タンパク質を含んでいる)バクテリアをも胃から吸収して、タンパク質を摂っているのです。

B ウシは胃が4つあるので、食べたものを口へ戻して、唾液と混ぜてよく噛んで、更に細かくし、また飲みこむことを繰り返しています。これを「反すう」と言います。反すうをすることで消化しやすく、食べたものからより沢山の栄養を吸収することが出来るのです。

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合計20分〜23分扱い

  図式化(個人学習)8分 

  ⇒4人グループ(相互プレゼン;40秒×3セット) 

  ⇒全体代表プレゼン(計4人;4分)

  =合計時間 20分+アルファ







この教材を使った学習
25分間


  8分……自学(持ち出す教材は4種類@ABC、教材の文章を図式化)
  6分……4人グループ「(1対1)×3セット」で相互プレゼン
  第1セット=@とA、BとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第2セット=@とB、AとC(プレゼン時間は40秒×2)
  第3セット=@とC、AとB(プレゼン時間は40秒×2)
  6分……全体プレゼン(@ABC、それぞれ代表者1名ずつがプレゼン)

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10分間
聞き取り ⇒再現(プレゼン)


題材は
「新型コロナウイルス」


続いてメディアリテラシー養成の時間
具体的な内容は対象学校により
変えます。
応用編の部屋を参照ください。


  メモ(図式)を取りながら聞き取り  ……2人ペア(相互に再現)
                     ……代表者による全体プレゼン(1名)
               
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課題について意見をまとめてプレゼンする

  意見を図式でまとめる
   (1) 4分 自分の意見を図式化する。文章で書かない。
   (2) 2分 2人ペア(交互にプレゼンし合う) 40秒×2
   (3) 5分 時間の残される限り、一人ずつ「全体プレゼン」

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これぞ
「総合的な学習の時間」で
求められている学力です。
情報を鵜呑みにするのではなく
批判的精神を持って反論する。
その向こうに
自分らしい「持論」が見えてきます。



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